宮崎県立都城西高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。本年4月に第23代校長として着任しました忠平 充司(ただひら あつし)と申します。
本校は、昭和37年度に県立都島第二高等学校として普通科2学級、家政科1学級で誕生し、同年12月に県立都城西高等学校と改名以来、都西(とにし)の愛称で親しまれ、創立63年目を迎える現在に至るまで、都城市内はもとより国内外で広く活躍する人材を多数輩出してまいりました。家政科が平成4年度に募集停止となり、代わって平成7年度に文科コースを新設しました。平成16年度には文化コースを廃し、外国語科を新設、さらに平成22年度に外国語科をフロンティア科に改編して現在に至ります。
「理想」「優雅」「自主自律」の校訓のもと、これからの時代に必要な知性・資質・能力を身につけ、グローカルな視点と愛郷心をもち、社会に貢献できる人材を育成すべく、以下の4つの重点目標を掲げております。
1 確かな学力の育成 … 自学力の育成、教養の涵養
2 人間性の涵養 … 自主自律の確立、豊かな心の育成
3 進路保証 … 探究活動の深化、学外との連携推進
4 学びの場の保証 … 信頼される学校づくり
本校では、すべての教育活動をキャリア教育と捉え、上記の4つの重点目標に取り組むなかで、自分を発見する機会を多く創出できるカリキュラムの研究に取り組んでおります。特にフロンティア科独自の教科「フロンティア学」では、地域と連携した高校生起業家の育成や、将来の科学人材育成をめざし、高い学力と文理にとらわれない多様な探究型学習に取り組んできました。令和4年度からの学習指導要領の改訂に先立ち、フロンティア科の探究型学習を素地として、令和2年度より普通科でも「総合的な探究の時間」を実施しており、中小企業家同友会の皆様にメンターとして協力いただき、充実した探究学習を行っております。
このフロンティア・スピリットが普通科の生徒たちにも伝播し、生徒たちは主体的にオープンスクールや中学生と協働したボランティア活動などを次々と企画し実践を楽しんでいます。今年度はさらに、国内外の高校生との交流、協働、競争に挑戦し、人間性を大きく高めてくれると期待しております。
創立60周年を機に制服を変更し、今年度全学年が新しい制服に統一されました。伝統の葵碧(きへき)色を継承する落ち着いた鉄紺のジャケットは生徒たちに大好評です。また、女子の制服はスカートとスラックスの選択ができるほか、夏服はセーラーとポロシャツの選択が可能、さらに男女とも合服のベストの色は白と黒の選択が可能で、生徒たちはそれぞれの個性に合わせて着こなしています。
最後に、本校の教育活動の様子や生徒の活躍を学校ホームページのほか、公式Instagram(インスタグラム)でも紹介しておりますので、是非フォローしてご覧ください。今年度も都城西高校は、次々と新しい取組に挑戦してまいりますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
校長 忠平 充司
昭和37年 4月 1日 | 宮崎県都城市川東町5117番地に都城都島第二高等学校(仮称)として開校 |
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昭和37年12月25日 | 「都城西高等学校」に校名決定 |
昭和38年 7月15日 | 現在校に移転 |
平成 7年 4月 1日 | 文科コース新設 |
平成14年11月 9日 | 創立40周年記念式典を行う |
平成16年 4月 1日 | 文科コースを廃して外国語科を新設 |
平成22年 4月 1日 | 外国語科を廃してフロンティア科を新設 |
平成24年11月10日 | 創立50周年記念式典挙行 |
校章は全体から見れば日月相照らす相をかたどったものである。
金色の二弧は太陽を、その全弧を二分した形で表したもので、理想を象徴し、銀色の部分は新月の優雅さを表す。
また金銀の両弧が形成する緑線は上下相対する二つのM字をなし、当都城を象徴する。