本校HPをご覧いただきありがとうございます。
今年度より本校校長を務めます 荒武 邦好 と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
これまで、国内外で活躍する多くの有為な人材を輩出してきた本校は、昨年度で創立60周年を迎えました。本校では、この60周年を機に、これまでの伝統を受け継ぎながらも、新たな校風を樹立すべく様々なことに挑戦しています。私は、本校での勤務は初めてで、本校卒業生でもありません。本校に赴任して間もない状況ですが、だからこそ見える本校の実態について、前述した挑戦の要素も含めて、その一端をお伝えします。
本校の生徒は総じて純朴で素直。学校全体が和やかでアットホームな雰囲気に包まれています。その中で、自分の目標達成に向けて、ひたむきに取り組む生徒も多く、必要に応じてピーンと張り詰めた空気感を醸し出す場面もあります。「動と静」、「緊張と安らぎ」のバランスのとれた校風ですので、なじみやすいと思います。
本校では昨年度から地元企業をメンターとして「探究活動」を行っています。今年度は45社の企業にご協力いただきます。生徒は、SDGsの視点からこの探究活動のテーマを設定し、そのテーマを追究したり、課題解決法を探る活動を通して、ローカルとグローバルの両方の視野を深めていきます。そして、単に学業成績が優秀というだけではなく、地域社会をリードし、世界と対等に渡り合っていけるようなスキルを身につけることを最終目標としています。今年度は、グローバルな感性をさらに養うため、国外の多くの大学と親交のある宮崎国際大学とも連携協定を締結しました。この協定により、行く行くは国外の大学や高校とも交流が生まれることになります。
本校は、普通科と県内初のフロンティア科を擁し、国公立大学、私立大学、専門学校など、生徒の希望に応じて確実に進路目標が達成できるように、できる限り個に応じた指導・支援をしています。難関大学・学部・学科についても経験豊かな教職員が多数在籍し、合格へのノウハウを熟知しています。今年度は、このノウハウをより充実させるため、さらにパワーアップしたシステムを考案中です。本校に入学して、志と継続する力があれば、中学時代 の成績に関係なく、どんな進路でも達成できる可能性が十分にあります。
本校の授業は一コマ55分で、水曜日以外は1日6コマで終了し、放課後の時間は基本的に自由に活用できる時間(都西サポート)として位置づけています。部活動開始時刻の17時までに45分というまとまった時間があるので、生徒それぞれが自分の意志で自分を高める行動を実践し、成果を上げています。
今年度の1年生から制服を全面リニューアルし、ブレザー、スカート、スラックス、ポロシャツ、セーラー服、リボン、ネクタイは組み合わせ自由。「選べる制服」として好評です。
本校の状況の一部を紹介しましたが、本校にはまだまだたくさんの魅力があります。本校が目指すところは、それぞれの世界のスペシャリスト。都西生が、これからの地域社会・日本全国・国際社会で新たな価値や産業を創造し、牽引する資質・能力を育んでいけるよう、これからも職員一丸となって取り組んで参ります。
都城西高等学校 第22代校長 荒武邦好 (令和4年4月1日 着任)
昭和37年 4月 1日 | 宮崎県都城市川東町5117番地に都城都島第二高等学校(仮称)として開校 |
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昭和37年12月25日 | 「都城西高等学校」に校名決定 |
昭和38年 7月15日 | 現在校に移転 |
平成 7年 4月 1日 | 文科コース新設 |
平成14年11月 9日 | 創立40周年記念式典を行う |
平成16年 4月 1日 | 文科コースを廃して外国語科を新設 |
平成22年 4月 1日 | 外国語科を廃してフロンティア科を新設 |
平成24年11月10日 | 創立50周年記念式典挙行 |
校章は全体から見れば日月相照らす相をかたどったものである。
金色の二弧は太陽を、その全弧を二分した形で表したもので、理想を象徴し、銀色の部分は新月の優雅さを表す。
また金銀の両弧が形成する緑線は上下相対する二つのM字をなし、当都城を象徴する。
準備中